スケート教室と恩師

今日はクリスマスローズのお話ではありません。　　　　　　　　　　　　　　　　今まで自分の事をさらけ出すことは控えめにしておいたのですが。。。人間ちょっとミステリアスの所があっても良いのではないか？という思いもあり控えておりました。しかし子供たちの笑顔の力で簡単に覆ってしまうんですね。

今朝、日曜日の朝6時30分から伊勢崎市のスケートリンクで先輩（恩師、狩野四郎氏）に頼まれて毎年何回か教室のお手伝いに行っています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　恩師との出会いは二十歳の頃スケートリンクで知り合いになりました。　　　　　　なんせ私の住んでいる所は群馬県でも東毛地区でスケートとは無縁の土地でした。　　　恩師の教えは東毛地区でスケートの選手を育成することでした。　　　　　　　　　　　　　　女の子と手をつないで滑れるそんな思いは無残にも打ちひしがれてしまいました。　　　　　　　　　　　　　　　恩師の背中を見て育った私は恩師と同じ道を歩んでおりました。　　　　　　　　　最悪ですね（笑笑）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　会社の敷いたレールに乗らないで自分のレールを敷き今に至っています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　現役時代は残業もしないでグラウンドでトラックのタイヤを引っ張ったり。。。昇級試験も受けないで我が道を行く。。。変人扱いされていました。しかししっかり見てくれて応援してもらえる人は必ずいるんだときずきました。　　　　　　　　　　　　会社も上司と衝突して有給休暇を下さい。。。そんなのとうに消化してしまって欠勤ください合宿に行ってきます。お前何を考えているんだ出直してこい。（会社に勤務する日が冬になると月に10日程の予定）20日間休み。（笑笑ホントなんです　）　　　　　　　　　　　　　　　　　そこで人事異動が決まり。子会社に行きなさいと辞令が出る。10数回異動しました。私は子会社に行きます。条件として欠勤ください。。。。認められルンルン気分で異動を繰り返していました。（ほんと人を大切にしてくれる良い会社です。）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　富士急行スケート部にお願いして練習に入れてもらったり。その時、橋本聖子選手も北海道から来ていました。群馬の山の中で夏合宿又冬の合宿で黒岩彰選手と一緒に汗を流しました。真冬の赤城山大沼の合宿ﾏｲﾅｽ5℃？チンチンの先が赤くなり痛くなり、しもやけになり使い物にならなくなったらどうしようと心配しました。　　　　　　　　　　　　　　　　幸いにも現在もいたって元気です。（）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　恩師は酒と女？とｽｹｰﾄが好きで現役時代はスケートショートトラックの1500ｍの日本記録を持っていました。（今の姿を見ると想像もできない。私の妻も同じだ。）　　スケート○○とでもいうんでしょうか、つける薬も直してくれる病院もありませんでした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　自分の用事があっても後回しし人の為に尽くしてくれる恩師です。　　　　　　　　恩師の種蒔きで太田市からピﾖンチャン　オリンピックに出場し3種目入賞する選手も生まれました。世代交代の指導をしながら種まきから半世紀後に開花しました。　　オリンピック選手と巡り合い指導できたことは幸せな事でした。　　　　　　　　　　　狩野さん（奥様）ご苦労様でした。有難うございました。（🙇）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今となっては何事にも良い経験をさせていただきました。　　　　　　　　　　　　　　　　スケートのコーチ時代も父兄さん、教え子にずいぶん助けられました。スケートを45年間やってこられたのも周りの支援、又忘れてならないのは奥方様。愚痴一つ言わず好きなことをやらせてもら感謝感謝！　　これから奥様孝行をしていきます。何を言われても平身低頭の　”忍”　で乗り切っています。　

脱線してしまいました。やっと本題に入ります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今朝、スケート教室の前の会話。二人の先輩が最近身内で不幸が重なって不幸の話ばかりで。。。年を取るとあいさつ代わりにこの様な会話が多くなります。　　　　　心が暗くなっていたところで子供達の輝く瞳、輝く笑顔を見て思わず写真撮らせてくださいとお願いしました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ホームページに掲載を父兄さんから了解をいただきました。　

追記：定年退職の時に会社から全社の善行表彰をしていただきました。不良社員でなかったみたいです。（笑笑）