庭植えクリスマスローズパート3 end

パート1からの続編です。

5)夏の最高気温が40℃以上になりますので地面の温度を上げないために私はグレコマを植えてあります。(下草は大切です)6月になると地面がほとんどグレコマで覆われて、地面の温度の上昇を抑えてくれます。雑草も生えにくくなります。 秋になったらグレコマの根だけ残してかきむしり処分いたします。

6) 土をふかふかにする、根張りを良くする方法。                微生物菌を繁殖させる。キノコ廃菌床、EM菌などを使い化学肥料を使わないようにする。植栽されている所に入るときには踏み台を置いて踏み台以外は入らない。

 

5)グレコマの植栽                                  耐寒性、耐暑性に優れてほっといても元気に育ちます。雑草の防止、夏場の地面の温度を抑えてくれてクリスマスローズには欠かせないものです。冬~春にかけて新芽が出てきて6月頃には地面全体を覆い尽くしてくれます。夏はグレコマの中に影を潜めて休眠しているクリロです。

3月30日現在の様子です。画面右下、グレコマ(斑入り)

30月30日現在の様子です。これからグングン地面を覆ってくれます。

6) 土をふかふかにする、根張りを良くする方法。                微生物菌を繁殖させる。キノコ廃菌床、EM菌などを使い化学肥料を使わないようにする。植栽されている所に入るときには踏み台を置いて踏み台以外は入らない。

微生物菌を繁殖させるには適度な湿度と温度が必要でありそのために下草(グレコマなど)が大切な役目を果たします。直射日光を嫌います(菌が死滅又は休眠する)用土を乾かさない事。キノコ廃菌床の粉末(おが粉)よりも粉砕前の塊の方が菌が元気です。塊を段ボール箱などに入れておきますと微生物菌が白く全体を覆ってしまいます。

からからに乾燥させ保存しておいた微生物菌(おが粉の塊)に水分を少し与えて2週間後に復活させたものです。これからの時期は気温が上がってくるので1週間くらいで微生物菌が復活すると思います。

休眠していた微生物菌を復活したもの。

おが粉の塊を粉砕したもの。

庭植えクリロの根元に深さ10㎝くらい穴を掘り塊を埋めてください。土の中で菌が繁殖して塊は腐葉土となり吸収されます。菌が繁殖しているかは判断しにくいですが土がふわふわになっているかが判断基準です。

おが粉の粉末を使うメリットは微生物菌の塊と同様に土をふわふわにする他に雑草防止、又保湿の役目を果たした後には腐葉土の代用となり吸収されます。鉢植え用土に入れる(10~15%)ことにより悪い菌が入りにくくなる。鉢の用土が固まらない(心広き夢花人さんより2年前に伝授していただきました。)あれから2年クリロは元気そのものです。

土をふかふかに維持するためにむやみに庭に入らない入るときは踏み台(プラスチック製の板)を使っています。

以上で庭植えクリロの投稿を終わりになります。いろいろな情報交換を望んでおります。一人で考えている事など、ちっぽけなことですが三人寄れば文殊の知恵。。。オープンガーデンの主旨である楽しくやること、人の輪を広げること、クリロの魅力を発信する事。を実践することにより、より高い頂きが見えてくるのでしょうね。明後日はオープンガーデンのボランティアスタッフ6人と打ち上げです。楽しいことは自分から計画、実行をモット―にしています。ただ単にお酒が飲めるだけの事ではないか(笑笑)

 

 

 

庭植えクリスマスローズの植え付け方パート2

前回パート1の続編

3)水はけの良い土壌にするには手間、コストがかかりますので地面からの高低差をつけて下さい。間違っても水がたまるような窪地には植えないでください。
  盛り土をしてお山の上に植え付けてください。できれば盛り土が崩れないようにサークルを組んでください。
4)木陰の下に植え付けできない場合は1年~2年目の夏だけ100円ショップで遮光ネットを購入して支柱を4本立てて縛ってください。高さは株の上から最低50cmは空けてください。

3)高低差は場所にもよりますが30㎝~80㎝の高低差があります。
30㎝の所よりも80㎝の所の方が枯れることがない、生育が良いように思います。品種や個体差もありますが。
サークルは土が崩れないように使います。
サークルの材料はメッシュ網が理想だと思いますがフィルムでも問題がありません。サークルの幅は約15㎝で土の中に2~3㎝埋めてあります。

 

 下の写真2枚、今年植え付けたばかりの株です。サークルを組んであります。