以前から液肥と活力剤について机上では理解しているつもりですが自分の手でテストをして確かめたいという気持ちがありました。家にある手持ちのものについて確かめてみました。
6月中旬から7月いっぱいこの春POT上げしたクリロの苗を使い枯れるのを覚悟してテストをしました。(遮光ネット下にあるクリロですが夏に肥料など施すのはタブーとされていますが勘弁してねと思いながら週に1~2回追肥しました。
各液肥、活力剤の効能はすべてパンフレットから引用したもので自分で確認したものではありません。
条件;液肥、活力剤はすべて1000倍希釈です。
テストサンプル;
1)液肥(花工場)住友化学園芸。 窒素、リン、カリ、をバランスよく配合されたもの。人間でいえばご飯の役目で成長を促進させる。
2)リキダス(活力剤)速効性があり葉面散布やら養分の吸収を高めるコリン、フルボ酸、アミノ酸ミネラルなどを配合されたもの。
3)玄米黒酢、クリロを大規模に生産販売しているナーセリーさんで使用しています。譲っていただきました。アミノ酸(根の生長、うまみ)、ミネラル(特にカリウムはCO2取り込みを促進して光合成を活発にさせて生育を促す。
4)自家製EM菌、
5)EM菌市販品、(乳酸菌、酵母、光合成細菌、)土が肥料を吸収するのを手助けして栄養豊富な土を作る。
* クリロは同一種類で 7Pot × 5種類(液肥、活力剤)、 プラス 水のみ(標準、基準)7POT
まとめ
7月の猛暑日でも液肥1000倍を追肥しても枯れなかった。(しかし責任は持てません)。
液肥が成長が良かった。次にリキダス、EM菌。。。
結果的には液肥が一番良好だったが、それぞれの効能書きをもって考えればそもそも液肥と活力剤を同じテーブルで評価することが間違っている。
評価方法も今回大きく育ったものを良し◎としたが、別の評価方法で評価したら液肥が良いとは言えない部分もあると思う。たとえばPOT上げや植え替え後の元気度を尺度にしたら活力剤が優位に立つのではないかなと思う。又病気に強い評価方法にしたら玄米黒酢が優位になるかもしれない、日照時間の短い冬は光合成を活発にさせる玄米黒酢が優位になるかもしれない?
一つ一つ試行して失敗も成果(進むべき方向)の一つとして考えれば徒労にならないと思うのだが(笑笑)人生そんなに長くないよと聞こえてきます。
今回のテストで言えることは液肥をベースにして節目節目(夏バテ気味の時)、(植え替え時)に適時活力剤を使うなどなど。
当たり前のことですが地域差、気候、用土配合など考えてそれぞれの使い方、育て方があるのだと思います。