1カ月にわたり鉢、POTの植え替え、1回目の種まきが終わりました。
POTの苗の植え替えも最低温度が20度を下回ると乳白色の新根が元気よく伸びていました。新根も私達同様に秋日和を待ちわびていたんだと実感したね。ちいさなPOTの中で巻根になっていた苗も一回り大きなPOTの中で又伸び伸びと一回り大きく育つでしょう。
少しは気に留めていたができなかった庭の手入れが今日からできるようになりました。忙しい時ほど優先順位を守らないと取り返しがつかなくなる。季節の移ろいは待ってはくれない。
庭に夏草(マルバストルム)雑草防止で植えたグランドカバーがクリロの上まで覆いかぶさってしまいました。庭をきれいにする事に相反しますがクリロにとって夏草が沢山の日蔭と乾燥防止、地熱温度を下げることに貢献したか,感謝してもしきれないと申しておりました。(笑笑=^|^=)夏草の役目が終わりクリロの葉をカットして株の中心部に秋日和の光を当て新芽の出番を促します。
人も切り傷を負ったら消毒して乾燥が基本だと思いますが、クリロも天気の良い日に地面から5㎝位のところでカットします。 (雨が降り土が跳ね上がりカット面につくと病気になりやすいためです)カット面が乾けば安心です。カットした幹は半年くらいで腐って手で抜けます。
庭植えのクリロの肥料は窒素、リン、カリの均一配合から、良い花が咲くように、安くてリン成分の多いい顆粒の鶏糞を根元に入れてあげました。(ちなみに鶏糞、牛糞、馬糞、安くてリン成分の多いいのが鶏糞です)粉末よりも顆粒を使っています。
鉢植えPOTのクリロは均一配合化成肥料 8:8:8から窒素抜きのリン成分の多いい化成肥料にしています。鶏糞やバットグアノンの糞系の肥料はカビなどの病気を誘引する危険があるので使っていません。
時々思います。庭植えクリロは消毒もしないで満足に肥料もあげないで、水もほとんどあげないでお天気任せ。なのに元気よく毎年毎年沢山の花を咲かせてくれます。クリロも子供も野生児に育てる事 = 足らないもの、必要なものを自分で何とかする力が、大人になった時にそれまでに培ったものが輝ける人間になるのでしょう。
過保護に育てられた子供 = クリロの鉢植え、手間をかけ管理していても期待どうりに咲いてくれないことが多々ある。人間がよかれと思っていることが当たってないのでしょうか。鉢植えクリロも、子供も眺めるのでなくよく見る観察する、無理強いしないことで適正やら見えてくるものがあるはずです。 奥が深い。。。私の努力が足らない事につきます。
地中海近辺に自然に生えているクリロを日本にまで連れてきて狭い鉢の中に植えられて生育が悪いとか。。。当たり前でしょうクリロより。 人間はなんて支配欲の多いい身勝手な動物なんでしょうか?私もその中の一人なんですね。
私の3人の子供は野生児に育てたつもりですが。。。?
親の責任は果たしました。