今年の夏は酷暑で今までにない最悪の夏でした。元気に育っていたクリロが突然★になってしまった株が何株かありました。 最近の作業として低温処理したクリロのタネ蒔きが終わりました。ちらほら発芽して双葉そして本葉が出てきました。その後、発育の状況で1年開花できる株を選抜します。 秋のお彼岸の地植えの追肥作業も終わりました。
春先に路地植えした約50株(1年株)の異種間交配種とガーデンハイブリッド種の現在の様子は。。。異種間交配種(氷の薔薇関係)は元気に生育し今シーズン開花予定です。ニゲル交配種のジェスコは純白の蕾が出てきました。 ガーデンハイブリッド種はかなり苦戦をいたしました。
耐暑性は異種間交配種の方がはるかに暑さに強いということがわかりました。開花中の葉の状態(濃グリーン)を夏越ししても維持して現在は新葉が出てきました。休眠期間が短いので成長が早いです。ガーデンハイブリッド種の休眠期間は約3カ月位?と長い。どちらとも個体差があるので決めつけできませんが、総論でいえば以上の結果です。
これからのテスト作業として異種間交配種の株分け、植え替えを予定しています。定植後5~6年で枯れる株がありますので、その前に植え替え、株分けなどで根をリフレッシュして結果を見たいと思います。今までこの様な作業はしたことがありません。異種間交配種は地植えでも成長が早い分、根詰まりしやすいのかもしれません。
福寿草などが大株になり突然枯れることがあります。。。他にも自宅で栽培しているみようがも7~8年までは元気に育ちますがその後、群生の中央部分から枯れてきます。根が張りすぎて栄養源を摂取できない(酸欠状態になるのか?)
対策として今年の秋は異種間交配種の株分け、根切りなどをやってみたいと思います。
振り返ってみると同じ失敗を何回もしました。又今までしていない事をやると失敗がつきものです。 例年同じことをしていれば失敗は最小限にすることが出来ると思います。 失敗をして、今まで見えなかったことが見えてくることがあります。自分のものにして行くためにはリスクはつきものです。 年を重ねても新しい事に挑戦していくワクワク感が生きがいなのかもしれません。
追記
園芸雑誌マイガーデン(マルモ出版社)から10月31日に暑さに強い種類のクリスマスローズについて取材がありました。12月16日に出版予定です。この続きは後日改めて投稿いたします。
HPのショップコーナーに2024年オープンガーデンでの販売予定の異種間交配種の明細を後日掲載いたします。氷の薔薇4品種、 その他異種間交配種4品種です。
次回の投稿は地植えクリスマスローズの株分けについて投稿いたします。