有効菌の追肥作業と古葉切り

新葉が立ち上がり楽しみが増えている今日この頃です。冬野菜の種蒔き、植え付けが終わりひと段落です。今月末にはPot上げが始まりそうです。

先日追肥作業をしました。秋と春のお彼岸の近辺に行いますが今年は1週間くらい遅れ行いました。ロングライフの化成肥料(90日)を少々と有効菌(小糠の中で醗酵させて)とキノコ廃菌床に混ぜて庭植え、POT、鉢植えクリロに追肥いたしました。菌同士がかなりせめぎあっていると思います。今年は12月頃もう1度追肥を行う予定です。(予定はしますが実行できないことが多い。。。笑笑

4~5日前から適度の湿度で有効菌が元気に活動してくれています。黒っぽい菌は良くないとされています。狙いっていた白い菌が出てきました。土をふわふわにしてくれます。殺菌剤の消毒はここ数年したことがありません菌が死んでしまうので。

殺虫剤の消毒はアブラムシが出て来たら年に1回行います。(POT,鉢植え)庭植えクリロは基本的に消毒はしていません。しなくとも元気に育ちます。手抜き作業なんですよ、手抜き作業のやり方の重要なことは過湿状態にしない事なんです。

オープンガーデンの時によくある質問。古葉切の時期がわからない。(庭植えについて)  現在新芽の立ち上がっている株もあります。古葉切の時期は株によりかなりのずれがあります。新芽の成長の良いものは今月末から11月にはカットします。成長の遅いものでも12月末にはすべてカットします。2~3回くらいに分けて天気の良い日に地上から3~5CMの所でカットしてください。                (新葉は切らないでくださいね、切ってしまう人が多いのです。)        カットする優先順位は、葉を通して光合成をしていますので新しい葉は光合成の効率が良い訳です。葉が幾重にも重なっている所は光合成の効率が悪いので重なっている部分を優先的にカットしてください。 いつも葉を見たら太陽光発電のパネルを思い出してください。同じ役目をしています。太陽光パネルも新しい時は発電効率が高いはずです。葉も同じです。

大株のクリロは新芽の上に覆いかぶさっている葉は一度にスパッと切ると均一に新葉が成長して玉菊の様に咲きあがりが綺麗になります。

今年は例年になく白が強く繁殖しています。キノコ菌が苦戦しているようです。

白い粒はロングライフの化成肥料です。

 

 

冬場のキノコ廃菌床の使い方。

今日オープンガーデンで販売するおが粉を仕入れに行ってきました。おが粉を土のう袋に詰め35袋できました。そのあとは菌床ブロックを6分割にカットしました。手にマメが出来ました。こう見えても柔肌なんです(笑笑)面の皮は厚いけど手の皮は薄い?

粉末状のキノコ廃菌床(おが粉)はクロッカス、福寿草、コウム、などのマルチングとして使っています。

1)保温効果                                2)雑草防止                                3)春野菜の植え付けの準備(落ち葉の上におが粉を蒔いて耕します。枯葉が菌床になります。

落ち葉の上におが粉を散布しました。

スノードロップにおが粉をマルチングしました。

ブロック(塊)状のキノコ廃菌床)昨年の秋にクリロの根元に5CM角×長さ10CM(缶コーヒー)位の固まりを2個埋め込みました。表層は露出しています。(埋め込んでも良いと思います。)                             先日の雪で水分があり菌は元気です。後数カ月で腐葉土になります。菌は地中にはびこります。

白く見えるのが菌床です。

白く見えるのが埋めてある菌床ブロックです。2年前に株分けしました。SSサクラピンク。

   

 

 

庭の工事ー3

クリロガーデンの入り口までたどり着きました。物置小屋を撤去して娘夫婦に工事を依頼しました。植栽コーナーが出来上がったので土を入れました。家にあるものを使います。今日は植栽の用土について

                                      1)従来の土  2)クリロの残土  3)キノコ廃床菌  4)キノコ廃床菌の堆肥 5)庭の隅に黒土が少しあったので、以上を混ぜ込みました。

3)キノコ廃床菌は白く元気な菌のブロックをカットして混ぜ込みました。       4)キノコ廃床菌の堆肥は野積みにしてあったのでミミズが沢山繁殖していました。ミミズの新しい住まいで元気に繁殖してくれとお願いしました。ミミズのいるところにモグラが出てきます。(モグラの捕獲は難しい私よりモグラの方が賢いです。)私はモグラ以下、笑笑

クリロの庭植えの基本の一つ、                       オープンガーデンでクリロが元気に大きく育っているので驚かれる人が多いです。常々言っているのは植えるときは手間をかけてください。。。。ほとんどの人がチョコット穴を掘つて植え付け、肥料、液肥やっているのに元気がないとの相談を受けます。30~40㎝穴を掘って元肥を混ぜ込みます。それだけでOKです。クリロの根は下に向かって伸びる性質があるので深く掘ります。

                                       クリロを始めて5年目になりますが最初は教科書どうりに消毒をしていましたが、それ以上に風通しや遮光、加湿などがおろそかになると病気が発生してしまう。ここができていれば消毒は必要ないと思います。

ここ1年以上、POT,庭、鉢物に殺虫剤、殺菌剤の消毒をしていません。ただ単にものぐさ病なだけなんですが 笑笑

廃床菌ブロック

半分にカット、白い部分が元気な菌です。

ミミズの養殖屋さんができそうです。

廃床菌のブロックと菌堆肥を入れました。